2013年 03月 26日
通度寺の作陶合宿では、見学のみと思って渡航しましたが、せっかくの機会だから、と作家さんたちの計らいで手びねりの茶碗を作ることになりました。
制作の工程
初日:手びねりにて成形→オンドルにて乾燥→削り・高台作り→化粧土を掛ける
2日目:釉薬掛け→窯つめ
3日目:窯焚き 19時間焼成
4日目:窯を冷ます
5日目:窯出→仕上げ

手びねりで茶碗を3つ作る。オンドルにて乾燥中

削り、高台作りを終了後、右2つには化粧土を掛ける

伊羅保釉、土灰釉を掛け乾燥中


邪魔にならない程度に窯焚きもお手伝い



通度寺に一番出来の良いと思われるものを一客残し、残り二客を持ち帰りました。

左:無地刷毛目風の手びねり茶碗 右:伊羅保釉手びねり茶碗
今回、機会を得て初めて作陶作業の一部始終を体験することができました。私個人では、手びねり茶碗を作りましたが、漬物入れにしかならない器となりました。実際に自分の手で作ってみることによって、口つくりの難しさ、見た目以上に削りをしっかりと行わないと器自体の重さがより重いものになってしまうこと、窯焚きの大変さ、出来上がりの器の収縮が思っていた以上であること等、聞いて知ってはいるものの実際にやきものに関して全く分かっていないことに気づかされました。また、分かっていなかったことを知ることによって、より分からないことが増え、よりやきものについて知りたいと感じています。
今回、このような機会を得ることができたことに感謝し、より一層勉強に励まなければと気持ちを新たにしておりますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
制作の工程
初日:手びねりにて成形→オンドルにて乾燥→削り・高台作り→化粧土を掛ける
2日目:釉薬掛け→窯つめ
3日目:窯焚き 19時間焼成
4日目:窯を冷ます
5日目:窯出→仕上げ








通度寺に一番出来の良いと思われるものを一客残し、残り二客を持ち帰りました。

今回、機会を得て初めて作陶作業の一部始終を体験することができました。私個人では、手びねり茶碗を作りましたが、漬物入れにしかならない器となりました。実際に自分の手で作ってみることによって、口つくりの難しさ、見た目以上に削りをしっかりと行わないと器自体の重さがより重いものになってしまうこと、窯焚きの大変さ、出来上がりの器の収縮が思っていた以上であること等、聞いて知ってはいるものの実際にやきものに関して全く分かっていないことに気づかされました。また、分かっていなかったことを知ることによって、より分からないことが増え、よりやきものについて知りたいと感じています。
今回、このような機会を得ることができたことに感謝し、より一層勉強に励まなければと気持ちを新たにしておりますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
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by nara_utuwa_bunkyo
| 2013-03-26 20:00